旭岳と姿見の池散策(7/28) Bグループ山行記(1/2) 折登一彦 |
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昨年同じ頃、姿見の池を訪れた。良く
晴れた昼、旭岳の尾根を登る人の列
を見上げな がら、"次は登に来る"と
思った。
昨日のバスでは、かなりの雨に見舞
われたが、今日の天気には自信があ
った。なんといっても晴れ男の土田さ
んがリーダーである。南幌町から小柳
夫妻、小樽から平田、 小林,高橋さん
の健脚3人組、札幌から土田奥さん、
私と家内と副リーダーの岩佐さ んの
10名のパーティーとなった。
姿見の池を6時45分に出発した。いい
天気だ。旭岳はやはり見たままの急
斜面、100%尾根登りだった。副リー
ダーが後半スピードを抑 えてくれてい
たけれど、1時間25分で山頂に立て
た。2週間前に鳥海さんにトレーニング
につれて行っていただいた手稲山の
ガレ場に比べればかなり楽だった。さ
すがに眺めはすばらしく、金庫岩を右
手にロープウエーを左に見下ろすと山
肌と赤みがかった稜線がブルーの中
に浮かび上がって右手の沼の平までく
っきりと見渡せた。ひと休みして中岳
を目指し下った。間もなく足元不安定
な軽石状の滑りやすい急斜面が来
た。
私も滑りながらも転げ落ちないように
と頑張って皆の後を追ったが、気が付
くとさらに後方に奥様を助けて降りる
小柳さんのかいがいしい姿が目に入
った。下から見上げて待っている皆は
"新婚さん"と囃していた。二人は右手
のお花畑に迂回したが、我々はその
まま雪渓をすべりながら降りきった。
土田奥さんに尻すべりを挑戦したが無
駄だった。ビニールシートの扱いが見
事で技術も速さも敵わなかった。中岳
を越えて間もなく北鎮岳分岐点に来
た。 |
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